巴 山 幼いころ、よく遊びに出かけた鎮守の森、遠足や行楽を楽 しんだ巴山。ここに鎮座する白髭神社には、雨乞い、家内安 全、合格、商売繁盛を祈願する信者の姿がたえない。 この地はまた、豊川、男川、矢作川の三川の分水嶺で、 “三河”の地名発祥地として有名である。社の脇の三角碑は 平安の歌人藤原定家の父俊成の作と伝えられ、それぞれ三川 に面して歌が刻まれている。 これより2km東の清岳地内には、豊川水系巴川と矢作川水 系巴川の分水点がある。 ●“三河”の地名発祥地 村のほぼ中央の西側、お隣りの額田町との境に、海抜719m の巴山がある。山の頂上には“雨乞い”の神さまがまつられ、 その右側に三角の石柱がたっている。石柱にほ豊川、矢作川、 男川の分水嶺が示され、それぞれ3つの川にちなんだ歌が刻ま れている。まさに、この三方三川に合流巴状を呈していると ころから、“三河”という地名ができたと伝えられている。
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