作手見聞録
長ノ山湿原              風がさわやかな長ノ山中間湿原に足を向けてみよう。     思わず胸がワクワク。ここは、2m余の泥炭層の中に太古の樹木が 埋れ木として残る、全国的にも珍しい湿原だ。湿原を歩くと、サ ギソウ、ツクデマアザミ、サギスゲなどが四季ごとに咲きつがれ る姿が見られる。ハッチョウトンボの生息地として全国的に知ら れ、まさに自然の宝庫といった感じがする。          ツクデマアザミ (写真:ツクデマアザミ)  東海地方最大の中間湿原である。中間湿原というのは、比較的 水位が高い低層湿原的な面と、ミズゴケやヌマガヤどが生育する 高層湿原的な面とをあれせ持った湿原のことである。2m余も堆積 する泥炭層の中には、樹木が埋れ木として残っており、全国的に も珍らしい湿原といれれている。学術上貴重な植物としてサギソ ウ、ツクデマアザミ、サギスゲなどが、また、昆虫としてはヒメ ヒカゲ、ハッチョウトンボなどが生息し分布している。   
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